米国ドナルド・トランプ政権が、サムスン電子（005930）とSKハイニックス（000660）の中国工場に対し、米国製半導体製造装置の搬入を制限する措置を下した。これまでは個別の許可を受けなくてもよかったが、来年1月からは米政府の許可を一件ごとに受けなければならなくなる。米国政府の突然の決定により、韓国の半導体産業には波紋が広がるとみられる。
◇ 米「サムスン・SK、中国半導体工場の生産能力拡大は不可」
30日、ロイター通信などの外信によれば、米商務省産業安全保障局（BIS）は29日（現地時間）に事前公開した官報で、中国法人「インテル半導体有限公司」（大連NAND工場）、「サムスン電子半導体有限公司」（西安NAND工場）、「SKハイニックス半導体有限公司」（無錫DRAM工場）の3社を「検証済み最終ユーザー」（VEU）リストから除外すると明らかにした。大連の「インテル半導体有限公司」はSKハイニックスが買収した工場であり、今回の対象は事実上韓国企業に限定される。施行日は官報の正式掲示日である来月2日から120日後、来年1月1日となる。
米商務省は、自国企業や政府が保有する特許技術などを中国を含む懸念国で輸入・使用する際、事前許可を受けるよう義務付けている。ただし例外的に「VEU」に指定された場合は、信頼できる海外企業や施設とみなされ、輸出許可手続きが簡素化される仕組みだ。
バイデン政権は2022年10月、中国を狙った強力な半導体輸出規制を発表。特に14nm以下のロジック、18nm以下のDRAM、128層以上のNAND関連装置は、事前許可なしで中国に輸出できなくなった。ただし当時、韓米協議を経てサムスン電子とSKハイニックスの中国工場についてはVEUを適用し、米国製半導体輸入時に許可申請を免除していた。これは同盟国企業の被害を最小化するためだった。しかし約3年後、米国政府はこの包括的な許可を取り消すと発表した。
米商務省はこの日の声明で「少数の外国企業が中国に半導体製造装置と技術を許可なしで輸入できるというバイデン時代の抜け穴を塞いだ」とし、「今後、外国資本の半導体製造工場はVEU資格を得られない」と明言した。
さらに「既存のVEU企業については中国内で現存する工場を運営できるように輸出（中国への装置搬出）許可は出すが、生産能力の拡大や技術アップグレードのための許可は出さない」と付け加えた。
これに先立ち米政府は2023年に発表した半導体法関連の「ガードレール」で、半導体法に基づく補助金を受ける企業（サムスン電子・SKハイニックス・TSMCなど）は、補助金受領時点から10年間、中国など懸念国で先端半導体の場合は5％以下（ウエハー基準）、汎用（レガシー）半導体は10％未満まで生産能力の拡張を認めると規定していた。だが今回は、拡張そのものを認めない方針に変わった。
◇ 韓国半導体企業に生産への懸念
この決定により、韓国半導体企業は生産に支障が出る恐れがある。業界によれば、サムスン電子とSKハイニックスは中国工場で韓国内工場に比べ1～2世代遅れの汎用メモリ半導体を主に生産している。サムスン電子は西安工場で全NANDフラッシュ生産の35～40％を、SKハイニックスは無錫でDRAMの約40％、大連でNANDの約20％を生産している。これらの工場は米国製装置（AMAT、Lam、KLAなど）に依存しているため、米政府が許可を出さなかったり遅延した場合、定期的な交換や保守が難しくなり、生産への影響は避けられない。
◇ 中国の半導体成長を抑える米国
米国の今回の措置は、中国の成長を抑え、半導体覇権競争で中国を牽制する戦略の一環とみられる。オランダは米国の圧力で昨年10月からASMLのEUV露光装置の中国輸出を制限しており、エヌビディアもAI半導体の輸出を再開できずにいる。米国技術を含む外国製装置を通じて、中国が技術や機微な情報を取得するのを防ぐためだ。
一方で、今回の制限対象がHBMなどの高付加価値製品ではないため被害は大きくないという見方もある。しかし、これをきっかけに韓国企業が中国から撤退したり生産を縮小すれば、中国企業の半導体装置開発がさらに加速する可能性も少なくない。
◇ TSMC中国工場も対象になるのか？
今回のサムスン電子とSKハイニックスに続き、台湾TSMCの中国工場も制限対象になるのか注目されている。ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）は今年6月、米商務省がすでに「中国内工場への米国製装置の搬出を制限する方針を、サムスン電子とSKハイニックスだけでなくTSMCにも通告した」と報じていた。
ただし、サムスン電子とSKハイニックスの中国半導体拠点はグローバル供給網で占める割合が大きいのに対し、TSMCの南京工場は29nmプロセスであり、牽制対象には当たらないとの分析もある。
引用元:●
・イ・ジェミョンはアメリカに行って一体何をしてきたんだ？戻ってきたらすぐにこんな措置…大企業にストライキを誘発して、海外工場設立まで妨げたのか？狙いは何？
・大統領がすごいと褒められて笑顔だったけど、実際やることは全然ないじゃん
・イ・ジェミョンがアメリカでやったことって、トランプに怒られずに帰ってきたことだけ？結局要求は全部飲んだってこと？
・結局、大企業のトップを盾にしてショーをしただけじゃないの？税金ばらまいて支持率稼ぎ。それ以外に何かやったのか？
・サムスンもハイニックスも、イ・ジェミョンの政策や労組のせいで中国から撤退してアメリカに集中するのが一番いい
・半導体に安い労働力って必要か？なんで中国に最先端工場を建てるんだ？今まで散々やられたの忘れたのか？
・イ・ジェミョンはアメリカ行って何をしてきた？結局解決できずに金だけばら撒いてきたんじゃないか
・サムスンとハイニックスは団結して国益を守るべきだろ。いつまでトランプの脅しに自尊心まで失うんだ？せめてNOと言うジェスチャーぐらいは必要だ
・トランプは韓国の半導体だけ狙い撃ちしてるじゃん。イ・ジェミョンはアメリカで何やったんだ？結局サムスンとハイニックスだけ被害受けることになる
・政権への不信感がこういう事態を招いたんだろ。企業を苦しめるだけなら下りたほうがいい
・何か悪いことが起きるとすぐ叩くやついるけど、それもどうかと思う。大統領を擁護するわけじゃないけど、あんたらの態度が浅はかすぎて呆れる
・大統領って人がアメリカで何してきたんだよ。全部譲って帰ってきて、記録も残さなかったのか？
・結局トランプがピンポイントで狙ったんだ。サムスンとハイニックスが中国にAI半導体を輸出するのを止めるためだ
・今回の件で韓国企業が中国での生産縮小に動けば、中国企業の装置開発スピードがむしろ早まるかもな
・TSMCは29nm工場だから規制対象にならなかっただけだな。だからサムスンとSKだけ影響受けてる
・アメリカが本気で中国を抑えたいのは分かるけど、結局同盟国の韓国企業が犠牲になってる
・イ・ジェミョンは結局、外交でも経済でも成果なし。国益守るどころかむしろ損だけ増やして帰ってきた
