韓国では毎年この時期になると、家族総出で白菜を漬ける『キムジャン』が恒例行事でした。ところが今年は白菜の価格が前年より下がったにもかかわらず、キムジャンをあきらめる家庭が相次いでいると報じられています。『3万ウォンのキムチを買って食べる』という見出しが、その空気をよく表しています。
理由は、白菜以外の材料が高くなったことです。大根は前年より大きく値上がりし、アミの塩辛も上昇しました。ニンニクや唐辛子粉などの薬味も安くはなりません。結局、白菜が安くても丸ごと一式を買い込む出費は減らず、しかも手間と保管の負担が残ります。
一方で、市販のキムチを必要な分だけ買う人は増えています。調査では、家庭で直接漬ける割合が減り、市販品を買う割合が増えたという結果も出ています。1キロ3万ウォン前後の高級キムチや、コンビニで買える少量パックも人気で、『キムジャンは時代遅れなのか』という議論が盛り上がっています。
韓国人の反応
・白菜が安くなったのに、結局は薬味と塩辛で財布が軽くなるんだよな。
・キムジャンは親世代の美徳だったけど、今は重労働にしか見えないという意見も分かる。
・1キロ3万ウォンのキムチなんて、正直ぜいたく品だろう。でもそれを買う人が増えてるのが現実なんだよね。
・家族が多い家ならまだ元が取れるけど、一人暮らしなら市販品で十分でしょ。
・昔は冬の備えとして当たり前だったのに、今は『わざわざ手間をかけなくてもいい』って空気になってきた。
・大根が33パーセントも上がったって聞くと、キムジャンを続けろという方が無理がある気がする。
・コンビニで少量パックが買えるのは、正直ありがたい。食べきれない量を抱える必要がなくなった。
・それでも本当に美味しいキムチは手作りだと思っている人もいるし、そこは気持ちの問題だと思う。
・店で買うキムチにお金を払うのはいいけど、結局は物価が上がったせいで選択肢がなくなっているだけでは。
・プレミアムキムチを食べる層と、安いものでがまんする層の差が、今年はより目立つ気がする。
・白菜の値段だけ見て『今年は安い』と言うのは、もう通じない時代になったんだな。
・ネットでは『手作りはもう趣味』という冗談が出ていたけど、少し笑えて少し悲しい。
・家で漬ける人が減ると、昔ながらの味や漬け方が失われていくのは少し寂しい。
・キムジャンを一緒にやる家族がいなくなったから、市販のキムチで済ませるという人も多いはず。
・給料が上がらないのに食材だけ高いんだから、自炊をやめる人が増えるのも当然だと思う。
・一度は手作りに挑戦してみたけど、次は買う方が楽だと感じた人は多いだろうね。
・大手の食品会社が高級キムチを売り出しているのを見ると、これからも市場は広がっていくと思う。
・キムジャンが文化として残るのか、それとも一部の人だけの趣味になるのか、この先が気になる。
・物価高で暮らしが苦しいという話題になると、必ずキムチの値段が例に出てくるのが悲しい。
・昔は近所で集まって作る光景があったのに、今は各家庭がばらばらに買う時代になったんだな。
・正直に言えば、もう市販品で十分。手間と時間を考えたら、それが合理的な選択だと思う。
・キムチを買うか作るかは個人の自由だけど、どっちを選んでも生活が苦しいという現実がつらい。